■ 目次インスタの自動チャットボットとはチャットボットの重要性インスタグラムのおすすめチャットボット6選Ad-to-chatチャットボットリードジェネレーションチャットボットFAQs と商品お問合わせチャットボットゲーム・クイズ・コンテストチャットボット商品おすすめチャットボットアンケート調査&フィードバックチャットボット■ インスタの自動チャットボットとはインスタのチャットボット機能は、DMの返信やストーリーのメンションへの反応を自動化してくれる便利なツールです。チャットボットを利用することで、多くの顧客と1対1のコミュニケーションが取れるようになります。Twitterなど他のソーシャルメディアチャネルでも採用されている便利な機能です。CMOやマーケティング担当者は知っておきたい知識といえるでしょう。カスタマーとの密接なコミュニケーションを持つことは企業にとって重要課題。ソーシャルメディアを通じて世界中の顧客とつながりを持てることは大きなビジネスチャンスです。チャットボットの重要性について解説します。■ チャットボットの重要性InstagramやTwitter、FacebookといったSNSの登場によって、企業と消費者の関わり方は大きく変わりました。対面の接客やリアルなコミュニケーションよりも、オンラインチャットを好む消費者が増えていることは、データからも明らかになっています。世界中の成人の80%は「メッセージでのやり取り(オンラインチャット)が企業とコミュニケーションをとるのに迅速かつ簡単である」と考えています。63% → 63%の人は、世代を問わず電話やメールよりメッセージでのやり取りを好んでいます。80% → 世界中の成人の80%は、メッセージでのやりとりは企業とコミュ ニケーションに簡単で早い手段だと考えています。57% → 消費者の57%が、メッセージでのやり取りは電話よりも密接にやり取りできると感じています。72% → 72%の顧客は、リアルタイムで問合せできるなら商品をオンライン購入したいと考えています。チャット機能をインスタグラムに搭載するためには、やり取りを自動化してくれるチャットボットの活用が欠かせません。インスタグラムのおすすめチャットボット6選をご紹介します。■ インスタグラムのおすすめチャットボット6選1.Ad-to-chatチャットボットチャット内に広告を配信するボットです。DM内の広告から直接商品を購入させることができます。企業ホームページにリダイレクトさせないので、ユーザーの離脱を減らし、高いエンゲージメントを維持できます。上記の例を見てみましょう。1枚目 → インスタに広告を流し、それを見たユーザーが「Send message」(メッセージを送信)をタップします。2枚目→チャットボットが「ただいまお得な○○円のバッグをオーダーしますか?」と自動で応答します。同時に「注文する/ 他をみる」という選択肢がユーザー側に送られます。3枚目→「他をみる」をユーザーがタップすると、他の商品の画像を何点か自動で送信します。「注文する」をユーザーがタップすると、商品購入に進みます。2.リードジェネレーションチャットボットインスタのリードジェネレーションチャットボットは、DMでチャットしながらユーザーの連絡先情報を収集することができます。商品購入時に個人情報などを登録するLP(ランディングページ)の機能を、インスタDM内で行えるというイメージです。リードジェネレーションボットは、顧客情報の収集にあたって、ユーザーへオプトイン(※1)を送ることもできます。※1 企業の個人情報収集・利用に際して、事前にユーザー本人から許可を得ること。上記画像の例を見てみましょう。1枚目 → ユーザーが、自分の知りたい情報に関する項目をタップします。2枚目 →「あなたに関する情報を回答いただければ、もっと情報をお送りします」と自動で返信します。2、3枚目 → 自動返信で送られてくる個人情報(名前、電話番号、メアド)に関する質問に、ユーザーが回答していきます。3.FAQs と商品お問合わせチャットボット消費者の質問や疑問を解消することで、商品購買に関する不安をなくし、購入率を高めます。よくある質問やお問い合わせはインスタでのチャットボットで自動化しておくことで、お問い合わせに迅速に回答することができ、カスタマーの満足に繋がります。また、問い合わせ対応にかかる時間や人手を削減できるので、企業のコストカットにも繋がります。上記画像の例を見てみましょう。1枚目 → 企業がストーリーズに自社商品(写真ではチップス)を投稿します。2枚目 → ユーザーがストーリーズに「他の味はある?」とコメントします。企業が自動返信で「このチップスは6種類の味があるよ。もっと知りたい?はい/いいえ」を送ります。3枚目 → ユーザーが「はい」のボタンをタップした場合、商品の特徴について書かれたテキストを送信。+「この商品を注文したいですか?はい/いいえ」のメッセージを送信します。4.ゲーム・クイズ・コンテストチャットボット消費者の60%は、ゲームやイベント等が開催されている際に、購買意欲が高まるとのデータがあります。ゲームもインスタのチャットボットで提供することができます。上記画像の例を見てみましょう。1枚目 → コンテスト(イベント)を開催しているという内容を投稿します。2枚目 → 「コンテストに参加する」のボタンを表示します。3枚目 → ユーザーが「コンテストに参加する」ボタンをタップすると、「下記3つの質問に答えるとスキンケア商品が当たるかも」と自動送信します。5.商品おすすめチャットボット顧客が店頭に足を運び商品を購入する際は、スタッフとのコミュニケーションを通じて商品を選び、購入します。インスタグラム上では、商品おすすめチャットボットを活用することで、店頭と同様のカスタマー体験を提供できます。上記画像の例を見てみましょう。1枚目 → 広告に興味を持ったユーザーが「もっと知る」をタップします。2枚目 → 「いくつか商品をおすすめして」ボタンをタップします。3枚目 → カテゴリーや肌のタイプといった、商品を絞り込む上で必要な情報を選択させ、おすすめ商品の写真と情報をユーザーに送ります。6.アンケート調査&フィードバックチャットボット電子メールや電話によるアンケート調査はユーザーの日程確保の負荷が高く、参加者が集まらないケースやドタキャン等のリスクを伴います。インスタチャットボットを介したアンケート調査では、DMでアンケートを送れるので、手軽にアンケートのユーザー参加を増やすことができます。また、1年を通して回答を収集するので、顧客の好みの変化をアップデートすることができます。上記画像の例を見てみましょう。1枚目 → ユーザーがストーリーズにメンションします。2枚目 → 「ありがとう!フィードバックしてくれますか?もちろん/今は無理」と自動送信します。3枚目 → 「もちろん」と送ってくれたユーザーにのみフィードバックをもらいます。いくつかの質問を送り、1〜5で評価してもらいます。Instagramのチャットボットを活用することで、リアルなコミュニケーションを上回るパフォーマンスを発揮することができます。チャットボットを活用し、顧客接点の強化に役立ててください。