インスタの投稿を続けていて、ネタ切れに困ったことはありませんか?定期的に投稿を続けることは難しいですよね。インスタを始めたばかりの人は、ネタ切れを乗り越えられるかが、最初の関門となるでしょう。本記事では、ネタ切れの対策として、コンテンツづくりの基本をお伝えします。また、ネタ探しのアイデアの出し方を具体例とともに紹介します。目次■ ネタ切れの原因と対策■ コンテンツづくりの基本 ・情報を整理する ・お客さんに聞く ・テーマを広げる■ 投稿の「型」をつくる ・イラストを活用する ・Canvaで画像を作成する■ ネタ出しのヒント集 ・実績を紹介する ・優先案内 ・Q&A ・ビジョンや価値観の共有 ・失敗談や弱さを見せる■ ネタ切れの原因と対策ネタ切れの原因は、投稿内容の「型」が定まっていないからです。新しいコンテンツを、完全に一から作り出すのは非常に難しいです。毎回、自由な発想でコンテンツを作っていたら、必ずネタ切れになるでしょう。対策は非常にシンプル。あらかじめインスタ投稿の「型」を決めておきます。「型」に当てはめるようにインスタのコンテンツを作れば、制作中に迷うことがなくなり、効率化に繋がります。また、「型」によりインスタアカウントの方向性やテーマが定まり、ブレることもなくなります。次の章では、「型」を考える上で大切な、コンテンツづくりの基本をお伝えします。■ コンテンツづくりの基本情報を整理するコンテンツをつくろう!と文章を書き始めたのはいいものの、形にできずに行き詰まった経験はありませんか?いきなり書き始めるのではなく、まずは自分の持っている情報を整理してみましょう。最初は面倒ですが、この作業を行うことで、アイデアが繋がっていき、インスタのコンテンツが作りやすくなります。情報の整理はどう行うのか。例を挙げて紹介します。例えば、あなたがカフェのアカウントを運営しているとします。最近、「カフェインレスのコーヒー」の注文が増えており、インスタで取り上げることになりました。「カフェインレスのコーヒー」を頼むお客さんには、どんな希望があるのでしょう。まずは思いつくだけ書き出してみましょう。・カフェインが苦手・夜眠くなると困る・妊娠中、授乳中・歯の汚れを気にしている 等…情報を書き出すだけでも、たくさんの切り口が見えてきますね。これを一つ一つ深掘りしていきます。「カフェインが苦手」な人は、ジュースやソフトドリンクではなく、なぜ「カフェインレスのコーヒー」を頼むのでしょうか?「カフェインレスのコーヒー」にあって、ジュースにはないメリットを考えてみます。・コーヒーの香り、味が好き・ジュースよりカロリーが低い・甘い味が好きではない・温かい飲み物が飲みたい情報を分解・整理することで、お客さんの希望が浮かび上がってきますね。最後に、今まで出た情報を組み合わせることで、コンテンツをつくります。「カフェインが苦手」×「コーヒーの香り、味が好き」→「カフェインが苦手だが、コーヒーを諦めたくないあなたへ!」「夜眠れなくなる(=夜カフェの利用者)」×「ジュースよりカロリーが低い」→「ダイエッターの夜のお供!罪悪感ナシで飲めるカフェインレスコーヒー」「妊娠中」×「温かい飲み物が飲みたい」→「妊娠・授乳中のママの癒しに!カフェインレスコーヒーでホッとあたたまろう」このように、「カフェインレスのコーヒー」というキーワードを整理するだけでも、記事のアイデアが生まれてきます。お客さんに聞くお客さんの困りごとを解決するのが、あらゆるビジネスの基本。お客さんの課題を知ることが、インスタのコンテンツづくりにも活かせます。下記の方法でお客さんの課題を調べましょう。・検索エンジン(Google・Yahoo)の検索結果を調べる・キーワード検索サイトで調べる(ラッコキーワード、Googleキーワードプランナー等)・Yahoo知恵袋等で、過去の質問を調べる・インスタの質問機能で反応を見る・インタビュー、アンケート実施(インスタのDMや音声通話を活用)まずはインターネットで得られる情報やインスタの質問機能で大まかなニーズを調べ、深掘りしたい企画が出できた段階でインタビューやアンケートを取るのが良いでしょう。テーマを広げるユーザーの希望は一つとは限りません。テーマを広げて、自分のアカウントのユーザーが知りたい情報を考えてみましょう。例えば、カフェに来るお客さんの希望は、コーヒーが飲みたいだけでしょうか。・話題のスイーツを楽しみたい・勉強や仕事がしたい・友達とおしゃべりを楽しみたい・オシャレな空間でデートしたい・一人でゆっくりと過ごしたいいろいろな希望があるはずです。テーマを広げることで、コンテンツのアイデア探しに困ることはなくなるでしょう。ただしテーマを広げすぎて、ユーザーの希望からかけ離れたものにならないように注意しましょう。■ 投稿の「型」をつくるインスタの投稿は、パターン化することでグンと楽になります。文章構成とビジュアルの「型」をつくり、あとは情報を埋めていくだけでコンテンツが完成するようにします。まずは人気のアカウントの「型」を真似し、慣れてきたら自分なりの「型」にアレンジしましょう。次から「型」の参考事例を紹介します。イラストを活用する・ビジュアル:イラスト+文字(コンテンツの結論)・キャプション:文字(コンテンツの説明)ビジュアルには目を惹く大きなイラストを使い、そのコンテンツで一番伝えたい文章を要約して入れます。その補足となる文章をキャプションに書きます。Canvaで画像を作成する・ビジュアル:写真+文字(タイトル+文章)・キャプション:文字(コンテンツの説明)Canvaという無料ソフトを使うことで、写真や文字を組み合わせたかっこいい画像を作ることができます。インスタ用のテンプレートが豊富に用意されており、とても便利です。■ ネタ出しのヒント集ネタに困ったときの、考え方の切り口を紹介します。実績を紹介する実績を紹介することで、ユーザーの信頼が得られます。具体的には、・お客さんの声・売上、販売数、来店数等・お客さんのビフォー・アフターなどを紹介しましょう。優先案内インスタを見たお客さんだけが知ることができる、特別な情報や特典をつけます。具体的には、・先行発売情報を優先案内する・フォロワー限定の割引クーポン発行・フォロワー限定のイベント・人気商品の再販情報を優先的に発信など。インスタでしか得られない情報があることで、フォロワーのつなぎ止めができ、購入・来店などのアクションに繋がります。Q&Aフォロワーからの質問に回答することも、コンテンツの一つです。同じ疑問を持つ他のフォロワーの解決にもなります。また、自分の質問への回答があることで、フォロワーの信頼獲得にも繋がります。Q&Aが増えてきたら、インスタのハイライト機能を活用して「FAQ(よくある質問集)」にまとめておくと便利です。ビジョンや価値観の共有ブランドの方向性や大切にしている考え方など、ビジョンや価値観を伝えます。世の中には、同じような機能を持った商品・サービスがたくさんあります。その中で、「人の想い」や「キャラクター・人柄」「誰からその商品を薦められたいか」などが購買の動機になります。「この人(店)を応援したい」「この人が使っているものなら信用できる」といった信頼感を持ってもらうことが重要です。失敗談や弱さを見せる人は、他人の失敗談や弱さに共感します。やや上級者向きのテクニックですが、失敗談をうまく活用すると、同じ思いを持つフォロワーの共感を得られることができます。例えば、インスタを活用して英語教材を薦めたい場合。「この教材を使うだけで、TOEICのスコアを100点伸ばせました!」と言うよりも、「以前はTOEICスコア300点。難しいテキストでは挫折続きでしたが、この教材で基礎からやり直して+100点伸ばせました!」という方が、説得力がありませんか?失敗談を語る時は、必ず「失敗をどう乗り越えたか」といったプラスの内容もセットで書きましょう。そうすることで、共感されやすいコンテンツを作ることができます。一度「型」ができると、Instagramの投稿はグンと楽になります。慣れてきたら、「型」をアレンジしたり、数種類の「型」を作ってコンテンツごとに使い分けるなど、応用もきかせることができます。自分なりの「型」を活用して、Instagramのコンテンツをどんどん増やしていきましょう。